毎回、ムダ毛の処理が欠かせない部位といえば、すね毛ではないでしょうか。
たとえ、スカートを着ないとしても、習慣的に処理しますよね。自分は毛深いから特別と思っている人もいますが、伸ばしたら、男性のようになってしまうという女性は結構います。
毎回のムダ毛処理は悩ましいですよね。ムダ毛のお手入れはいろいろな方法がありますが、すね毛の処理には、どの方法が良いのでしょうか。
ここでは、女性のすね毛の処理方法についてまとめました。
1.女性のすね毛の処理なら脱毛エステがおすすめ
すね毛・足の毛のお手入れなら、脱毛エステが一番お勧めです。足の脱毛は、脱毛エステで人気の部位の1つです。
足の脱毛でおすすめのサロンを列挙してみました。
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ミュゼ
ミュゼはワキ脱毛が安いことで人気の大手サロンです。
すね毛の脱毛がしたいなら、フリーセレクトコースや全身脱毛コースライトがおすすめです。
価格としては、普通ですが、キャンペーンによっては、かなりお得になっていることもあります。
全国的に店舗数や会員数が多く、スタッフの口コミも割と評判の良いサロンです。 -
脱毛ラボ
脱毛ラボは、全身脱毛の他、24部位選べるプランや12部位選べるプラン、1回単発プランなどいろいろなプランがあるのが特徴です。
また、2週間~月1回通えるスピードプランがあるのが、脱毛ラボの良い点です。
脱毛ラボは、価格が比較的低価格な脱毛サロンです。 -
キレイモ
すね毛だけでなく、全身の脱毛も考えているならキレイモがおすすめです。
キレイモの全身脱毛プランは、顔の脱毛も含んでいて比較的低価格。
他のサロンで、すね毛や他の部位の脱毛も考えているなら、いっそキレイモで全身脱毛をした方が、価格が安くなることあります。
キレイモは全身脱毛サロンです。もう、他のサロンで脱毛済みという部位があっても大丈夫。相談すれば、あなたに合ったプランを提案してくれます。
脱毛エステ店の多くが、光脱毛(フラッシュ脱毛)という方法で、ムダ毛をお手入れしていきます。
光脱毛とは、メラニン色素(黒色)に反応する光を、成長期の毛(生えて見えている毛)に対して当てて反応させ、熱エネルギーでムダ毛を処理していく方法です。
反応があった一部のムダ毛は、2週間後くらいに抜け落ちます。光は、成長期の毛に照射していきますから、まだ成長していない毛等に対しては、効果がありません。
そのため、繰り返し回数を重ねる必要があります。
脱毛エステの回数と仕上がり具合のイメージは、「脱毛の回数は?いつから始める?」の記事にまとめていますので、良かったら参考にして下さい。
2-1.脱毛エステがすね毛の処理におすすめの理由
すね毛の処理はいろいろな方法がありますが、すね毛の脱毛に一番向いているのは脱毛エステです。
他の部位と比べて、すね毛は伸びるのが早いと感じたことはありませんか?
すね毛は、頻繁にお手入れする必要があり、結構大変ですよね。それに、自己処理を繰り返していると、肌に負担がかかり肌荒れがひどくなることがあります。
脱毛エステは、一回でムダ毛がなくなるというわけではありませんが、回数を重ねていくうちに自己処理の負担が減っていきます。
すね毛のような、自己処理が毎回必要というような部位には、負担を軽くするためにも、肌のためにも、脱毛エステがおすすめです。
また、脱毛というと痛さがつきものですが、脱毛エステの痛みは、”ゴムをはじく程度の痛み”と表現されるように、それほど痛くはありません。
昔は、脱毛エステといえば、痛い、値段が高い、勧誘がひどいというイメージでしたが、最近は、多くのサロンが光脱毛という痛みの少ない方法でお手入れしており、値段も通いやすい値段ですし、勧誘はしないという方針になってきています。
気軽に通えるということで、脱毛方法として人気があります。
すね毛は、伸ばすと濃くて目立つという方が多いですよね。剃るという方法だと、男性のヒゲ剃り跡のように、青くなったり、ムダ毛が伸びてきたときに、黒くポツポツと目立ってしまうことがあります。
剃るより脱毛の方が仕上がりが綺麗です。繰り返し脱毛エステに通うことによって、チクチク感も減っていきます。
2.脱毛エステ以外のすね毛の処理方法
すね毛の処理には、脱毛エステが向いていると思いますが、他の方法を検討されている方もいますよね。
ここからは、エステ以外で、すね毛を処理する方法をまとめました。
自宅で自分で簡単に処理する方法としては、下記のようなものがあります。
- カミソリや電動シェーバーで除毛
- 毛抜き・家庭用脱毛器(抜くタイプ)・脱毛ワックスで引き抜く
- 家庭用脱毛器(熱線タイプ・抑毛、減毛タイプ)でお手入れ
- 脱毛クリームで除毛
- 脱色クリームでムダ毛を薄くする
他に、少しハードルが高いですが、医療レーザー脱毛に通うという方法もあります。
2-1.カミソリや電動シェーバーで除毛
すね毛の処理で一番簡単な方法です。時間もお金もかからず、場所を選ぶ必要がありません。
この方法でお手入れをしている方は多いのではないでしょうか。ですが、デメリットも多い方法なので、気を付けてやる必要があります。
毛深くない方は、この方法でも良いかもしれませんが、そうでない方は、すね毛は伸びが早いので、毎回の処理が必要ですよね。
処理を頻繁に繰り返すことにより、色素沈着してしまったり、肌が黒っぽくなってしまうことがあります。
私自身そうなのですが、カミソリを使用していたころは、お手入れ後、肌がつっぱってしまったり、剃っているときに肌を傷つけてしまうので、小さな傷になってしまって痕が残ったりということもありました。
特に夏場は、毎回お手入れが必要ですし、日差しが強く紫外線を浴びたることも多いので、傷跡や色素沈着により肌が汚くなってしまいました。
カミソリを繰り返し使用していたのは失敗だったと思っています。毛深くて頻繁にカミソリを使用しているという方は、肌が汚くなる前に、早めに別の方法に切り替えた方がよいと思います。
カミソリで除毛する人は、入浴時にボディソープや石鹸を使用している人も多いようです。石鹸等を泡立てて除毛していくと、カミソリの滑りがよく、肌の際まで深く剃ることができます。
深く剃れるので、お手入れ直後はムダ毛はそれほど目立ちません。でも、この方法は、肌も削っていて、とても傷つけている方法なのです。
肌が傷つくと、その部分を修復しようとします。その後、ムダ毛が成長して伸びてくると、肌の中に埋まってしまって、埋もれ毛(埋没毛)になりやすいです。
石鹸等の使用により、肌が乾燥してつっぱってしまい、ガサガサになります。また、お風呂場でするので雑菌が入りやすいです。
カミソリを使用するなら、お手入れ後の保湿や衛生面を考えておかないといけないですね。お手入れ時は、専用のシェービングクリームを使用し、お手入れ後は、保湿をしっかりする必要があります。
カミソリを使用した後、ちゃんと乾燥させてますか?もしお風呂場に置きっぱなしにしている人がいたら、カミソリを新しいものに変えましょう。
お風呂場は湿気が多いので、刃がさびやすいですし、雑菌も繁殖しやすいです。カミソリを使用する場合は、使用後は、よく乾かして、定期的に新しいものに取り換えるなど、衛生面の管理も必要です。
カミソリを使用するくらいなら、安全ガードがついた電動シェーバーの方がおすすめです。
電動シェーバーはカミソリよりは肌を傷つけにくい構造になっています。
ただ、電動シェーバーの場合は、深剃りができないので、カミソリで処理した後のようなツルツル感を得ることができないのがデメリットです。
2-2.毛抜き・家庭用脱毛器(抜くタイプ)・脱毛ワックスで引き抜く
まず、すね毛を毛抜きでお手入れしている人は少ないでしょう。もしそういう方がいたら、うらやましいです。すね毛は量が多いので、毛抜きだと時間がかかりすぎますよね。
そこで、毛を引き抜くタイプの家庭用脱毛器を使用している人もいるでしょう。代表的なのは、パナソニックのソイエです。
私も、この脱毛器を使用したことがあるのですが、めちゃくちゃ痛いです。口コミでは、痛みに慣れるなどと書いている人もいましたが、毛深い方は慣れないと思います。
使用後は、毛穴がポツポツと赤くなって、赤みが引くのに時間がかかります。
脱毛ワックスは、ワックスをムダ毛に絡ませて、その上に専用シートを乗せ、一気にムダ毛を引き抜く方法で脱毛していくものです。こちらも、一瞬とはいえ、痛いですよね。
こうした毛を無理に引き抜く方法は、毛穴を傷つけるため埋没毛になったり、雑菌が入って毛嚢炎になったりと肌トラブルを起こしやすいです。
自分で簡単にできる、時間もかからない、除毛ではなく毛を抜くので、お手入れ後にツルツル感があるといったメリットはあります。
しかし、無理やり引き抜いて毛穴を傷つけるので、脱毛方法の中では、1番良くない方法と言われています。
2-3.家庭用脱毛器(熱線タイプ・抑毛、減毛タイプ)でお手入れ
家庭用脱毛器には、いろいろな種類があって、上述した毛を引き抜くタイプの他に、熱線で焼き切っていくタイプ、脱毛エステや医療脱毛のように、光で抑毛、減毛していくタイプがあります。
熱線で焼き切っていくタイプは、代表的なものとしてノーノーヘアという商品があります。このタイプは、脱毛というより除毛ですね。
良い点としては、焼き切るので、切った後の毛先が熱により丸まり、チクチクしにくいという点です。欠点としては、処理時に毛の焦げた臭いがする、火傷することがある、除毛なので、カミソリで処理したときとそれほど変わらないということです。
やはり除毛よりは脱毛の方が仕上がりが綺麗です。
光を用いた家庭用脱毛器は、フラッシュ方式のものとレーザー方式のものがあります。
フラッシュ方式のものは、脱毛エステに似ていて、レーザー方式のものは医療脱毛に似ていますが、出力レベルが全然違います。ですから、脱毛エステや医療脱毛のような効果は期待できません。
フラッシュ方式でよく知られているのはケノン、レーザー方式でよく知られているのがトリアです。痛みはケノンの方が少ないです。
両者の違いは、用いる光の種類が違うという点にありますが、使用感の違いとしては、フラッシュ方式の方が照射面が広い、レーザー方式のものは、照射面が狭いという点、フラッシュ方式よりレーザー方式の方が痛みが強いという点があります。
これらの家庭用脱毛器の良い点は、自宅で使用できるという点です。ただ、効果については、個人差があり、人気がある商品は、非常に高額です。
家庭用脱毛器は、使いこなすのが難しいというのも欠点です。
出力レベルを自分で切り替えることができますが、高い効果を期待して出力を上げ過ぎると痛みや火傷のリスクがありますし、逆に下げ過ぎると、効果がでないことがあります。
すね毛の処理には良いかもしれませんが、身体の背面など手が届きにくい部位には、使用が難しいです。
そうしたことを考えると、脱毛エステの方が良いです。脱毛エステは、選択する部位やプラン、キャンペーンによっては、家庭用脱毛器よりもお得になります。
照射レベルやお手入れ時の肌のケアなどもスタッフにおまかせで良いのです。
めんどくさがり屋の方は、家庭用脱毛器は継続できず、引き出しに眠ったままになるということもあるので、高額のものを買う前に慎重に考えましょう。
忙しい方や自宅にいないといけなくてサロンやクリニックに通えないという方、コツコツ自分でお手入れできる方に向いている商品です。
2-4.脱毛クリームで除毛
脱毛クリームは、除毛クリームなどと呼ばれるように、脱毛はできません。
脱毛クリームは、アルカリ性の薬剤から作られていて、ムダ毛のタンパク質を溶かすことによって除毛していくものです。
薬剤が毛穴近くまで入り込むので、カミソリで剃るより、仕上がりが綺麗と言われています。安く簡単にできるというのがメリットです。
実際に使用してみた感想としては、効果があまりなかったですし、肌がピリピリして痛かったので、この方法で除毛できるかは個人差があると思います。
ムダ毛だけでなく、私たちの皮膚もタンパク質からできてますから、脱毛クリームは、肌にも刺激を与えて除毛していることになります。
肌には優しくない除毛法ということは知っておいた方がよいです。
時々使用するなら良いですが、毎回の使用は控えた方が良いと思います。
2-5.脱色クリームでムダ毛を薄くする
ムダ毛が濃いと、薄い毛色の人がうらやましくなってしまいますよね。そういったこともあり、脱色クリームでムダ毛を薄くしようという方もいるみたいです。
中学生時代に、友達が腕の毛を脱色しているのを見たことがありますが、正直、変な感じでした。
ムダ毛が光に当たって金髪のようにキラキラ光っていました。中学生くらいだから可愛いですまされるものの、大人の女性なら評価が下がることもあるので、やめておいた方が良いです。
見た目が悪いですし、ムダ毛が生えていることは、分かってしまいます。しかも、それを脱色した感が恥ずかしいです。ムダ毛を除去するわけではないので、ツルツル感もありません。
脱色クリームは肌に刺激を与えてしまいますし、良い方法だとは言えません。
2-6.医療レーザー脱毛
医療脱毛は、いろいろな脱毛方法の中で、最も効果が期待できる脱毛法です。
医療脱毛は、医療行為に当たるので医師免許を持った者しか行えません。ですから脱毛サロンではやっておらず、クリニックで受けられます。
医療レーザー脱毛は、メラニン色素(黒色)に反応するレーザーをムダ毛に当てて、熱エネルギーでムダ毛を処理していく方法です。
医療脱毛で使用されるレーザーは、脱毛エステの光とは違い、毛を生えさせる毛乳頭や毛母細胞を破壊するほどのパワーがあります。
そのため、効果も期待できるのです。ただ、その分、施術時の痛みが非常に強いのが特徴です。回数は脱毛エステより少ない回数ですみますが、費用は高くなります。
痛みが強い、費用が高いという点でハードルが高く、医療脱毛より脱毛エステの方が気軽に通いやすいとして人気があります。
医療脱毛のメリットは、効果の他に、何かあったときにその場で医師が対処してくれるという安心感がある点です。
ただ、医師がいないと施術できないということは、肌トラブルなど万一のリスクも高いという点も持ち合わせているのではないかと思います。
痛みが強いので、脱毛初心者は、脱毛エステの方が通いやすいと思います。
すね毛のお手入れ方法には、たくさんの方法があります。
ムダ毛の量や肌の状態には個人差がありますし、生活環境も人それぞれですから、あなたに合ったお手入れ方法を試してみて下さい。